親知らず
親知らずについて
【宝塚駅徒歩3分の歯医者・奥田歯科クリニックの親知らずの抜歯治療】

親知らずとは
親知らずは、一般的に17~30歳頃に生えてくる前歯から数えて8番目の歯のことを指します。
永久歯の中で最後に生えてくることから、スペースが足りず横や斜めに傾いたり、中には骨の中に埋まったまま生えてこないといった場合もあります。
そうした親知らずは歯肉の炎症を起こしたり、隣の歯まで虫歯になる要因になるなど、お口のトラブルになりがちのため抜歯をお勧めすることがあります。
親知らずでよくある
お口のトラブル

歯肉が腫れる(智歯周囲炎)
斜めに生えたり、真っ直ぐでも途中までしか生えてこない親知らずの場合には、歯と歯肉の間に食べかすやプラーク(歯垢)が溜まりやすい状態にあります。細菌が増殖することで、親知らずの周りの歯肉が炎症する(智歯周囲炎)場合があります。
虫歯リスクが高まる
歯ブラシがうまく届かず、親知らずと手前の歯(第二大臼歯)の隙間にも汚れが溜まりやすくなってしまうため、親知らずの隣の歯まで虫歯になるケースもあります。
歯根の吸収が生じる
手前の歯に食い込むように生えている親知らずの場合、その手前の歯の根の部分が溶けてしまうケースがあります(歯根吸収)。症状が進行すると、親知らずだけでなく手前の歯まで抜歯が必要となる場合もあります。
口臭が強くなる
正常に生えていない親知らずの周辺には汚れや細菌が滞り、不衛生になりやすい状態にあります。そうして生じた虫歯や歯周炎が、口臭の原因になってしまうことがあります。
親知らずの抜歯が
必要なケースとは

- 虫歯で神経に炎症を起こしているケース
- 痛みや腫れなど再発を繰り返すケース
- 将来的に虫歯や歯周病を引き起こす可能性が高いケース
- 歯並びを乱す原因歯になっているケース 等
上記のような親知らずは、歯を残すことのリスクの方が大きくなるため、抜歯をする方が望ましいと考えられます。
必ずしも抜歯をしなくても
良いケースとは
- まっすぐ正常に生えているケース
- 汚れを適切に除去できるケース
- 移殖歯のドナーとして利用できるケース
- ブリッジに利用できるケース 等
上記のような親知らずであれば、必ずしも抜歯をする必要はないと考えられます。
当院では、現在のお口の状態と将来的なリスクも踏まえて、抜歯が必要かどうかの診査・診断をしておりますので、気になる方は遠慮なくご相談ください。
親知らず抜歯治療の流れ
問診
ご来院いただきましたら、まずは問診を行います。
お体の状態や服用されているお薬、当日の体調についてなど、そのほか気になることは何でもお知らせください。もし抜歯前に内科や他科に問い合わせが必要な場合は、日を改めて抜歯を行うこととなります。

診査・診断
症状に応じて、CT撮影などの検査を行います。親知らずと神経や副鼻腔、周囲の歯との位置関係を把握することで抜歯の可否・難易度などを的確に判断します。

抜歯治療
可能なかぎり痛みの少ない治療が行えるよう、最大限の配慮をしながら的確に丁寧に施術を行います。
術前に麻酔を充分に効かせてから治療に入りますの で、術中に痛みを感じることはほとんどありません。

縫合と止血
歯肉の切開が必要な治療の場合には抜歯後に縫合を行います。しばらくガーゼを噛んでいただくことで止血を行い、血が止まったことを確認して抜歯治療は終了となります。

親知らずが気になる方へ
「奥歯が痛い」「自分の親知らずは抜いた方がいいのかな?」など、少しでも不安や疑問をお持ちの方は、お気軽に当院へご相談ください。
当院では症状に応じてCTを用いた診査を行うなど、的確な診断を行なっております。難しい症例についても専門医療機関と連携し、最適な治療をご提供することが可能です。
なるべく早期に治療をすることで普段の生活でのストレスの軽減や、痛みを感じる期間の短縮にもつながりますので、親知らずが気になる方は遠慮なく当院へお問い合わせください。
